カミレンジャー! その3
第一章
「はぁ!市長選挙?」
夏の暑い日だった。
とある求人広告からいきなり正義の味方に任命されたカミレンブルーこと、青山茂がそんな声を口にしたのは、彼がカミレンジャーに就任して一ヶ月目のことだった。
「ブルー…序章読まなかったのですか?あぁいう前振りなら絶対…」
口にしたのはカミレンイエローこと、黄浦実くん
最近知ったのだが、彼の学ラン姿は、趣味らしい。
……細かいことを、気にしてはいけない。
てか、そういうのは、お約束で流そうよ実くん…俺だって、口にして思ったことなんだから…。
「それで、市長選挙ってことは、私たちにも仕事が来るってことなんですか?」
このメンバーの中では一番まじめ…と言いたくなる…てか、言わないと、自分が悲しくなる、ブラックがそんなことを口にする。
「まぁ…そんなことかしら?正義の味方が市長選挙なんて…職権乱用もいいところだわ。」
怒り奮闘のわれらが隊長様。
てか、よく考えたら、公務員たる自分たちにはそっちのほうが、正式な仕事のような気がするのは、気のせいだろうか…?
「それで、俺たちの仕事は何なのですか?ポスター張りとか、選挙カーの運転とかですか?」
まぁ、何のためにあるのかわからないカミレンジャー部隊。
なんとなく…市役所も厄介がっている空気がムンムンしているし、そんなところが、妥当なところだろう…と…考えていたが…。
「はぁ?何言ってるの?なんで、正義の味方たる私たちが、そんなミミッちぃ仕事しなくちゃいけないのよ?そんなものは、何も知らない、おろかな市民にやらせておけばいいのよ!」
隊長…それは、あくまでも『正義の味方』が口にしてはいけない台詞だと思います…。
仮にも、俺たちは市の税金で成り立ってる、部隊なんだし…。
夏の暑い日だった。
とある求人広告からいきなり正義の味方に任命されたカミレンブルーこと、青山茂がそんな声を口にしたのは、彼がカミレンジャーに就任して一ヶ月目のことだった。
「ブルー…序章読まなかったのですか?あぁいう前振りなら絶対…」
口にしたのはカミレンイエローこと、黄浦実くん
最近知ったのだが、彼の学ラン姿は、趣味らしい。
……細かいことを、気にしてはいけない。
てか、そういうのは、お約束で流そうよ実くん…俺だって、口にして思ったことなんだから…。
「それで、市長選挙ってことは、私たちにも仕事が来るってことなんですか?」
このメンバーの中では一番まじめ…と言いたくなる…てか、言わないと、自分が悲しくなる、ブラックがそんなことを口にする。
「まぁ…そんなことかしら?正義の味方が市長選挙なんて…職権乱用もいいところだわ。」
怒り奮闘のわれらが隊長様。
てか、よく考えたら、公務員たる自分たちにはそっちのほうが、正式な仕事のような気がするのは、気のせいだろうか…?
「それで、俺たちの仕事は何なのですか?ポスター張りとか、選挙カーの運転とかですか?」
まぁ、何のためにあるのかわからないカミレンジャー部隊。
なんとなく…市役所も厄介がっている空気がムンムンしているし、そんなところが、妥当なところだろう…と…考えていたが…。
「はぁ?何言ってるの?なんで、正義の味方たる私たちが、そんなミミッちぃ仕事しなくちゃいけないのよ?そんなものは、何も知らない、おろかな市民にやらせておけばいいのよ!」
隊長…それは、あくまでも『正義の味方』が口にしてはいけない台詞だと思います…。
仮にも、俺たちは市の税金で成り立ってる、部隊なんだし…。