君と私の小さな物語

次に目が覚めた時は、隣には、
暗い部屋の中で、一人ぼっちだった。
怖くて、熱で不安で、泣けてきた。でも我慢しなきゃ。
「は、や、と、くん」

ガチャ
「なに?」

「え?!ど、ど、どうして?!」
「あー、おばさんに電話したら、みててっつわれて、氷枕持ってきた」
「あ、そっか、ありがとう。」
「おう。」

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