君と私の小さな物語
そして、光が近づくたび
黒い手は落ちていく

そして、下から

あ、あ、あぁ、あぁ、こっちへこい

掠れたこの世のものとは思えない声が聞こえた。

そしてそれと同時に、

「萌香!しっかりしろ!
萌香!」

だれ?
でもとても安心する。
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