君と私の小さな物語

そして、今日、学校に行く、

「萌香!おはよう!昨日どうしたの?」
窓際の、前から三番目の席に着いた時、ゆうちゃんが私に気づいて駆け寄ってくる。
でも、辛くて、笑う気にもなれなくて、
「別に。」
そう、冷たく突き放してしまった。

優ちゃんは、眉間にしわを寄せ
私を教室から連れ出した
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