君と私の小さな物語

私はその痛みを隠すかのように、

「なに?優ちゃん」
作り笑いを浮かべた

「やめてよ。」

「なにが?」ニコッ

「その作り笑い。いつもの萌香じゃない。」

え?
「そんなことないよ?」

「本当のことを話して、萌香は一人じゃないんだよ」ギュッ

私はその瞬間涙腺が壊れ
大泣きした
< 96 / 154 >

この作品をシェア

pagetop