本当に大切
episode1
幼なじみ
「拓磨ー!起きてー!遅刻するわよー!」
母さんの声が家中に響いて、俺は目をこすりながらベッドから起き上がる。
俺、永島拓磨(ながしまたくま)花城高校に通う高校生2年生17歳。
身長は175cmで、まぁ高い方だと思う。
部活はバスケでこれでも一応エース。
「ふぁ〜ぁ」
と少し大きめのあくびをしながら制服のボタンを締めていく。
「まだー??早くしなさーい!」
また家中に母さんの声が響く。
「うっるさいなぁ!起きてるよ!!」
俺の家は2階建てで部屋は2階にあるから下まで聞こえるようなデカイ声で答える。
「たーくまー!」
「お!きた!」
小声でそう呟く。
この毎朝聞こえる声を聞くと、イライラなんてどこかへいってしまう。
俺は急いで着替えて1階へ降りる。
「おはよ!拓磨!あ、寝ぐせ立ってる〜」
とか俺の頭を見て笑ってるこいつ。
彼女…じゃなくて、幼なじみの金森美華(かなもりみか)。
小さい頃から美人でモテモテ。
身長は156cmでごく普通ぐらいだと思う。
俺は小さい頃からずっと、コイツが告白されるところばっかり見てきた。
そう俺はこいつが好き。
でも、この関係が壊れるのが怖くて気持ちを伝えてない
「はやく、いこ!」
美華はそう言いながら、俺の少し前を歩く。
いつもこうやって毎朝一緒に学校に行くから、当然のように噂はされる。
別に嫌じゃない。むしろ嬉しい。
「もう、進路とか考えた?」
俺が隣に追いついてから、美華が話題を持ち出してきた。
「はぁ!?もう進路かよ。まだ2年だぞ?」
「2年が勝負なんだって!みんな気が抜けやすいし。」
「3年なったら遊べるかも分かんねぇのに2年の休みぐらい楽しみてぇじゃん!」
「まぁ、そうだけど…」
とかそういう会話しながら歩いていると、いつの間にか学校に着いていた。
下駄箱で、靴を履き替えていると…
「あの…金森さん…」
と、誰かがいかにも緊張してますっ!って声で美華を呼んだ。
見ると、身長は俺と一緒ぐらいで黒髪のまあまあイケメンだった。
「はい?」
「あの、僕、水島篤(みずしまあつし)って言います。ちょっと時間いいですか??」
あ、これ告白だな。そう悟った俺は
「行ってこいよ。」
どうせ、また振られるだろう。と思い美華を行かせた。
ーーそれが俺を俺たちの関係をおかしくさせるようになるとは知らずに。
母さんの声が家中に響いて、俺は目をこすりながらベッドから起き上がる。
俺、永島拓磨(ながしまたくま)花城高校に通う高校生2年生17歳。
身長は175cmで、まぁ高い方だと思う。
部活はバスケでこれでも一応エース。
「ふぁ〜ぁ」
と少し大きめのあくびをしながら制服のボタンを締めていく。
「まだー??早くしなさーい!」
また家中に母さんの声が響く。
「うっるさいなぁ!起きてるよ!!」
俺の家は2階建てで部屋は2階にあるから下まで聞こえるようなデカイ声で答える。
「たーくまー!」
「お!きた!」
小声でそう呟く。
この毎朝聞こえる声を聞くと、イライラなんてどこかへいってしまう。
俺は急いで着替えて1階へ降りる。
「おはよ!拓磨!あ、寝ぐせ立ってる〜」
とか俺の頭を見て笑ってるこいつ。
彼女…じゃなくて、幼なじみの金森美華(かなもりみか)。
小さい頃から美人でモテモテ。
身長は156cmでごく普通ぐらいだと思う。
俺は小さい頃からずっと、コイツが告白されるところばっかり見てきた。
そう俺はこいつが好き。
でも、この関係が壊れるのが怖くて気持ちを伝えてない
「はやく、いこ!」
美華はそう言いながら、俺の少し前を歩く。
いつもこうやって毎朝一緒に学校に行くから、当然のように噂はされる。
別に嫌じゃない。むしろ嬉しい。
「もう、進路とか考えた?」
俺が隣に追いついてから、美華が話題を持ち出してきた。
「はぁ!?もう進路かよ。まだ2年だぞ?」
「2年が勝負なんだって!みんな気が抜けやすいし。」
「3年なったら遊べるかも分かんねぇのに2年の休みぐらい楽しみてぇじゃん!」
「まぁ、そうだけど…」
とかそういう会話しながら歩いていると、いつの間にか学校に着いていた。
下駄箱で、靴を履き替えていると…
「あの…金森さん…」
と、誰かがいかにも緊張してますっ!って声で美華を呼んだ。
見ると、身長は俺と一緒ぐらいで黒髪のまあまあイケメンだった。
「はい?」
「あの、僕、水島篤(みずしまあつし)って言います。ちょっと時間いいですか??」
あ、これ告白だな。そう悟った俺は
「行ってこいよ。」
どうせ、また振られるだろう。と思い美華を行かせた。
ーーそれが俺を俺たちの関係をおかしくさせるようになるとは知らずに。