【短編】キラキラ *幼なじみ*
「ま、グスグスしてとられねぇことだな」

すっと中田は立ち上がる。

「2組の浅野、南に気があんぞ」

肩に手を置くと、さり際に耳元で囁く。

「は!?どういう」

聞こうとすると

すでに中田は、はるか遠くでさっきのテニス部と仲良く会話している。

あの女好きめ…。

部活もあれぐらい精を出して欲しいところだ。

けど

時々、中田の積極性がすごく羨ましくなる。



< 34 / 34 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop