==コラボ作品置き場==貴方の大事な子達お借りしています。
誰だよ、体を揺さぶって・・・・。


俺、まだ眠いんだ。狛音ではないことは確実。そうなると、犯人は一人。


「おはよー、宋太ー。いやーん、寝ぐせ顔の宋太も素敵!結婚したら毎日ベットの中で・・・。うふふ」


また始まった。阿李の、幼馴染の女。俺の愛のストーカーだとか。

しかも、馬乗りになって今にも襲いかかってきそうな勢いだ。


身の危険を感じる。こいつとは、長い付き合いになるからな・・・。

はあ、毎日こんな状態が続いたら身がもたないよな。普通。


「あーんなこと、そんなことしないぞ。俺の睡眠時間を邪魔しやがって。
 今日は公定休日なんだよ。高校はお休み、俺も休み。お前も休みだろ」


阿李の奴の顔が急に明るくなって、しかも切ない目で見てやがる。

いや、この場合はエロい目線。色気目線で、俺誘惑されてるのかよまた。


「宋太、愛してる。宋太以外愛せない身体になったの。責任とってよ?」

「誰がいつ、どこで、何時、何分、地球が何回回った時だ?俺に言わせるなよ。大体、お 前がいくら美人だろうが、かわいいだろうが、俺は責任なんてとる理由がない」

「そ、宋太!?そんなこというんだ・・・・」
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