==コラボ作品置き場==貴方の大事な子達お借りしています。
「私のことそんなふうに見てたんだ。かわいい嫁になれってことね!私嬉しい。宋太の想いに答えらるから。今から、アレしよう?」


・・・・。むかつくんだけど、普通に。俺、誰がお前を褒めた?いつ、何処で、何時、
何月、何曜日。

「俺はお前を褒めた覚えはないぞ?」

「いやー、絶対違うもん。私のことを身も心もいとおしいから、くれ!って意味でしょ?」


はじまった、阿李の俺しか見えない病。発症しやがったなこいつ。


「もう、いつもの無表情も素敵。私を食べてくれないなら、私が宋太を食べてあ・げ・る。」

「お前、のけよ。そういえば、狛音はどうしたんだ?あいつに入れて貰ったんだろうが」

「狛ちゃんなら、さっき図書館に勉強しに行くって出て行ったよ?」

「なんだって!?あいつ一人で、出かけたのか?狛音が、俺の狛音が・・。何かあったらお前、責任とるんだろうな!?」


宋太は無表情で、もんもんと妹のことで頭を占領した。


俺のかわいい、狛音。いっつも悪い虫やゴミ野郎が狛音を狙ってるんだ。

どうして、狛音センサーが反応しなかったんだ?

やっぱり、阿李が近くにいて気が散ったせいか。

< 13 / 31 >

この作品をシェア

pagetop