道はどこまでも続いているから。




「今日は帰ろうか。
辛いこと聞き出してごめんな」


さっきまで先生が持っていたクッションを
ぎゅっとクッションを私に抱かせて、静かに車を走らせた。





クッションからは先生の甘い柔軟剤の香りがした。
甘い、落ちつく匂い。






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