道はどこまでも続いているから。




そんな笑い方、しないでよ…。




少しして、担任の車が来て、鈴木先生は

明日、放課後な。とだけ言って車に乗り込んだ。








静かになったリビング。


「……一人、かぁ」




何を思うでもなく、ポツンと呟いてみた。






















もちろん、返答なんてどこからも聞こえて来なかった。

< 42 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop