道はどこまでも続いているから。




「森田は、変わったぞ。
まあ、鈴木先生と仲良さそうだしー?」


佐々木先生は場の空気を和ませようとあからさまに話を逸らした。





「いい子だよ、森田さんは」




これ以上佐々木先生が話すのは無理だろう。


それにいい加減ラーメンが伸びる。







「聞きたいことは、本人からいずれ。」


「そうだな」






俺は伸び切ったラーメンを口に入れた。




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