道はどこまでも続いているから。

二人の仲




放課後、溜まっていたプリントを理沙の回答を写して職員室に提出しに行った。



生憎教科担当が不在で、仕方なく机に置いておくことにした。






「森田さん、今暇?」



後ろから聞こえたのは、聞き間違えることのない鈴木先生の声。




「ちょっと手伝って」


「何をですか?」


「ん~、まあいろいろ」




ひま、というより時間はそれなりにある。
まあいいかな。
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