道はどこまでも続いているから。



「これ、私がしていいの?」


「学年ちげーし、丸うちくらいできるよな?」





そう言って、私を隣に座らせて見張られながらの丸うちが始まった。

なんかすごい変な光景…。





「あ、忘れてた。」


先生は独り言のようなことを言って、扉の鍵を閉めた。


わざわざ閉めるならこんなとこでしなくてもいいのに。




「鍵、閉めるんだ」


「一応ここは生徒立ち入り禁止だからな。」



まあ、そりゃそうでしょうね。





こんな汚いところは…。
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