君と僕・2


あなたを見た瞬間



しばらく聞こえなかった

音も聞こえた。





そっと手を伸ばして


あなたに触れようとしたら


あなたは小さな手で


私を叩いた



一生懸命 私を叩いた





あなたは 周りのもの


すべてが敵だと…


小さな箱の家を守りながら


泣いていた…






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