猫の恩返し
「無理矢理って…。ナツ、下着の着け方も分かんないだろ?」


抱きついているナツを引き剥がし、優しく言い聞かせた


「でも、嫌だ」


店員が俺とナツの顔を交互に見比べ、困ったような表情を浮かべている


「嫌じゃない。ちゃんとしなきゃ、置いて帰るぞ」


「ヤダ!それは嫌!」


「じゃあ、ちゃんとするか?」


俺の言葉に膨れたまま黙って頷き、トボトボと試着室に帰っていった

店員もその後に続く

それを見届け、店の外で待つこと数分


「トーゴ!」


可愛いピンク色のラメのサンダルに、ノースリーブ、ショートパンツ姿のナツが姿を現した

シャツの胸元はかなり大胆に開いていて、悲しいかな…どうしてもそこに視線が奪われる


コイツ、抜群のプロポーションだな…


上から下まで見た感想
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