彼女の涙は赤かった。
今、こうして何もかも捨てて生きてきた私。
人間なんて大嫌いだ。
この事を話しても同情してくるのがオチ。
そんなの分かってる。
だから私は誰にも決して話さない。
まぁ、その前に話す気すら無いから良いんだけどね。
だけど最近付きまとってくるやつらがいる。
私はいつもウサギのぬいぐるみを持っている。
何故なら私が最初で最後に貰ったプレゼントだからだ。
だけど最近付きまとってくる奴等がそれを見て奪おうとして来たりする。
それだけならまだいい。
でも奴等はウサギのぬいぐるみを壊そうとしてくる。
ふざけんな…。
これは私にとって世界一大切な宝物なんだから触るな。
ウサギのぬいぐるみが汚れるだろうが。
ちなみにウサギのぬいぐるみは所々ピンク色。
元々は真っ白だった。
いつの間にかピンク色になってしまった。
それは、私が涙を流したから……。
そんなことないでしょ?そう思うかもしれない。
だけどね私の潰した左目からは何故か涙を流すと血涙なんだ。
不思議だよね。
もちろん左目は潰したから失明してる。
目の色は黒目だから黒かったけど真っ赤に染まった。
まぁ、全然良いんだけどね。
眼帯してるし。
見られることないし。
男A「おい、いつもそのぬいぐるみ持ってるけど、どうせキャラなんだろ?
貸せよ。」
は?
キャラなわけないだろが。
男B「とっとと寄越せよ。」
渡すわけないだろ。
「………。」
無視しとけばなんとか何とかなるだろ。
いつもそれで、まのがれてきたから。
男A「寄越せよッ!!」
男はそう言って私のぬいぐるみを奪った。
「ッ!!」
やめろ…。
触んな……。
男B「へへッ。
じゃあーな。」
返せ。
男達を追うと川にぬいぐるみを、捨てて笑っていた。
「ッ!!」
川に入りぬいぐるみを探す。
……見つからない。
今は冬だ。
川の水は冷たい。
早く探さないと、ぬいぐるみが水を吸って沈んで分からなくなる。
早く…早く…。
人間なんて大嫌いだ。
この事を話しても同情してくるのがオチ。
そんなの分かってる。
だから私は誰にも決して話さない。
まぁ、その前に話す気すら無いから良いんだけどね。
だけど最近付きまとってくるやつらがいる。
私はいつもウサギのぬいぐるみを持っている。
何故なら私が最初で最後に貰ったプレゼントだからだ。
だけど最近付きまとってくる奴等がそれを見て奪おうとして来たりする。
それだけならまだいい。
でも奴等はウサギのぬいぐるみを壊そうとしてくる。
ふざけんな…。
これは私にとって世界一大切な宝物なんだから触るな。
ウサギのぬいぐるみが汚れるだろうが。
ちなみにウサギのぬいぐるみは所々ピンク色。
元々は真っ白だった。
いつの間にかピンク色になってしまった。
それは、私が涙を流したから……。
そんなことないでしょ?そう思うかもしれない。
だけどね私の潰した左目からは何故か涙を流すと血涙なんだ。
不思議だよね。
もちろん左目は潰したから失明してる。
目の色は黒目だから黒かったけど真っ赤に染まった。
まぁ、全然良いんだけどね。
眼帯してるし。
見られることないし。
男A「おい、いつもそのぬいぐるみ持ってるけど、どうせキャラなんだろ?
貸せよ。」
は?
キャラなわけないだろが。
男B「とっとと寄越せよ。」
渡すわけないだろ。
「………。」
無視しとけばなんとか何とかなるだろ。
いつもそれで、まのがれてきたから。
男A「寄越せよッ!!」
男はそう言って私のぬいぐるみを奪った。
「ッ!!」
やめろ…。
触んな……。
男B「へへッ。
じゃあーな。」
返せ。
男達を追うと川にぬいぐるみを、捨てて笑っていた。
「ッ!!」
川に入りぬいぐるみを探す。
……見つからない。
今は冬だ。
川の水は冷たい。
早く探さないと、ぬいぐるみが水を吸って沈んで分からなくなる。
早く…早く…。