償いのprincess〜2度目の仲間〜《上》




東城、あんたは可哀想だ。


そんな考え方しかできなくて。





前を、向けなくて。



ほんとうに、かわいそう。




「強気じゃない。確信。仲間がいる。信じられる仲間が。大切な人が。」




「それは…どうかな?」





ニヤニヤして宣戦布告してきた。


でも少し顔が歪んでいて、どこか焦っているようだった。


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