償いのprincess〜2度目の仲間〜《上》



「おらぁ!」



そんな声と共にふり上げられる拳。




私はすっと目を開き、拳を手で受け止め、回し蹴りをきめた。




色んな方向から飛びかかってくる。






とりあえず、目の前にいる人から倒すけど……人数が多すぎる。




私は体力があまりない。


戦っていられるのはせいぜい三十分。



でも特別部門は1時間あるから…。





もう、あれを使うしかない。

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