償いのprincess〜2度目の仲間〜《上》
ーケンカー
倉庫にはすぐ着いた。
それにしても………すっごく大きい…!
いきなりシャッターが開いた。
ガラガラ
「行こっか♪」
大希は先頭を歩いた。
おんぶされてるから…
はずかしいな…。
「「「ちわっす!」」」
うわぁお!
下っ端の迫力すごいな…
「あれ?総長、おぶってる女は誰ですか?」
私が俊介の背中に隠れていると、後ろにまわるようにして私を見ようとする。
「ああ、あとで紹介する。とりあえず、怪我してるから手当て箱もってこい。」
下っ端は首を傾げながらも、
「わかりましたっ!」
と言った。
「おれらは幹部室いってるね〜!」
幹部室なんてあるんだ…。
やっぱりすごい。
「じゃ、総長室いくか!」
そうなるよね。
…それにしても…綺麗。
下っ端がいる場所も、たくさんソファーがある。
それにエアコンきいてるし…
無駄にいっぱい電気ついてるし…