償いのprincess〜2度目の仲間〜《上》



夜パトの日がやってきた。


「お前らぁ、警察沙汰にはすんなよ!怪我はしないように、4人組を組め!行くぞっ!」


「おぉぉ!」



「私は誰と組めばいい?」


「美帆は…大希と下っ端2人でいいか?」


「うん!」


「姫は一応ケンカはできるが、守れ!」

「はいっ(♪)」


大希達は私を見る。


あ、下っ端2人って、赤髪くんとメガネ君だったんだ…


「姉貴は俺がまもる!」


赤髪くんは、何故か私のことを姉貴と呼ぶようになった。



「……大丈夫だけど、ありがとう。」



初めてのケンカになるかも知れない。


ドキドキする。

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