償いのprincess〜2度目の仲間〜《上》
大希達は私のことを一斉に見る。
…私が言うの?!
「…私達は桜舞。私は姫。どうする?今すぐ拉致する?」
私は俊介に教えてもらった殺気の目をして言った。
大希達は目を丸くしている。
私はこの殺気の目に入ったら止まらないんだ。
「なにビビってるの?たかが女でしょ?かかってきなよ。」
私は挑発するように言った。
「ま、俺たちが守るけどな。」
そう言って3人共、私の前に立った。
「やれぇぇ!」
獨毒から攻撃を仕掛けてきた。
ドカッ
バキッ
私の前で戦う3人。
あっ…!あの人刃物もってる!
それに気づかない3人。
「あなたの相手は私。」
いつの間にかそう言っていた。