償いのprincess〜2度目の仲間〜《上》




「たっだいま~♪」


「遅かったな。あ、美帆は?」



「悪いな。そんなにみほが心配か?ニヤニヤ」


「あ?ち、ちげーよ!姫たからだろーが!」


「…ふーん、へぇ。美帆は赤髪くんの後ろだよ!」


私は赤髪くんにバイクから抱っこしておろしてくれた。



「ありがとう。」



「……」


「あれ?総長さーん?姫が帰ったのに、どうしたのぉ?」


大希はふざけたようにいう。


「ん。おかえり。」


「えと…ただいま。」



俊介はどこか不機嫌だった。
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