麗雪神話~炎の美青年~
「ブレイズさん、いいんですか!?」
追いかけようかどうしようか迷っていると、ブレイズが苦笑しながら言った。
「いいんですよ。カティリナはああいう人ですから。何よりも父が大事なんです。父から離れるだけでもいやなはずなのに、父から命を受けたためこんなところまで足を運んでくれて、むしろ感謝していますよ。それに…もとはといえばこれは、僕一人で解決しなければならないことだから…」
「いいじゃないセレイア。カティリナさんのぶんも、俺たちがブレイズさんを守ろう」
ディセルの言葉ももっともだと思ったので、セレイアは頷いて歩き出した。
入り口目指して歩くこと数分、何やら人が言い争う声のようなものが聞こえて来て、一行は顔を見合わせた。
何事だろう。
追いかけようかどうしようか迷っていると、ブレイズが苦笑しながら言った。
「いいんですよ。カティリナはああいう人ですから。何よりも父が大事なんです。父から離れるだけでもいやなはずなのに、父から命を受けたためこんなところまで足を運んでくれて、むしろ感謝していますよ。それに…もとはといえばこれは、僕一人で解決しなければならないことだから…」
「いいじゃないセレイア。カティリナさんのぶんも、俺たちがブレイズさんを守ろう」
ディセルの言葉ももっともだと思ったので、セレイアは頷いて歩き出した。
入り口目指して歩くこと数分、何やら人が言い争う声のようなものが聞こえて来て、一行は顔を見合わせた。
何事だろう。