奥手少女
見事に騎馬戦は紅組の勝利で終わった。
この戦いを見てしまったおかげで
俺はまた一段と川藤の事が好きになった。
「以上、プログラム7番の3年生女子による騎馬戦でした。」
放送が終わると先生がピーっと笛をならし小走りを始め、退場門に向かい出した。俺はいてもたってもいられなくなり
退場門に走った。
立ち入り禁止のロープを掴み、
川藤が来るのを今か今かとソワソワしていたら、川藤が小走りで退場門へきた。
川藤を見た瞬間胸が高鳴り
同時に胸がキュウ…となった。
俺は無意識のうちに
「川藤、よくやった。」
と、言っていた。川藤は気付いたが
言ってきた人が誰かわからず
キョロキョロしていただけだった。
この戦いを見てしまったおかげで
俺はまた一段と川藤の事が好きになった。
「以上、プログラム7番の3年生女子による騎馬戦でした。」
放送が終わると先生がピーっと笛をならし小走りを始め、退場門に向かい出した。俺はいてもたってもいられなくなり
退場門に走った。
立ち入り禁止のロープを掴み、
川藤が来るのを今か今かとソワソワしていたら、川藤が小走りで退場門へきた。
川藤を見た瞬間胸が高鳴り
同時に胸がキュウ…となった。
俺は無意識のうちに
「川藤、よくやった。」
と、言っていた。川藤は気付いたが
言ってきた人が誰かわからず
キョロキョロしていただけだった。