奥手少女
川藤はとは反対側のレースにいる。
だが、川藤からバトンをもらうなんて
嬉しすぎて遠くにいても幸せに感じる。
…俺相当重症だな。
女にこんなにはまったことはない。
川藤が初めてだ。
そう思っているとピストルが鳴り
第1走者が走り出した。
俺らのチーム、俺らのチームは…げ。
ドベかよ。
そのまま順位は変わらずとうとう
川藤の番になった。
…あいつ遅そうなのに大丈夫か。
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