奥手少女
未来
「第46回…」
今日で私は中学校を卒業する。
良いこともあった。苦しいこともあった。その全てが思い出。
でも…1番嬉しかったのは凪に出会えたこと。
「川藤唯」
「はい」
立ち上がり、階段を登っていくと
目の前には校長先生。
賞状を受け取り階段を下る。
もう、卒業なんだなって実感できた。
「倉木沙耶」
「はい」
「5組…」
隣に座る沙耶は大泣きをしている。
私も涙を流した。
「相馬樹里」
「はい」
相馬の名前が呼ばれた瞬間、
沙耶は急に顔をあげ相馬を見つめた。
…上手くいくといいね、沙耶。
「平岩凪」
「はい」
今日で私は中学校を卒業する。
良いこともあった。苦しいこともあった。その全てが思い出。
でも…1番嬉しかったのは凪に出会えたこと。
「川藤唯」
「はい」
立ち上がり、階段を登っていくと
目の前には校長先生。
賞状を受け取り階段を下る。
もう、卒業なんだなって実感できた。
「倉木沙耶」
「はい」
「5組…」
隣に座る沙耶は大泣きをしている。
私も涙を流した。
「相馬樹里」
「はい」
相馬の名前が呼ばれた瞬間、
沙耶は急に顔をあげ相馬を見つめた。
…上手くいくといいね、沙耶。
「平岩凪」
「はい」