彼女。 (短)
過ち
その日以来、俺はまりかを避け続けた。


まりかからメールも何回かきた。


『私なにか悪いことした?ごめんね…ばかだから気付かなくて…実のこと傷付けたのかな??(>_<)』




俺は無視し続けた。


こんな時でさえ自分で考えず俺に答えを求めてくるまりかを、うとましく思っていた。



まりかと別れればもっと楽になれるのかもしれない。だけど俺にそんな勇気はなかった。



なぜなら…俺はまりかが好きだ。



たとえまりかが俺を好きでなくても…


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