風俗嬢フウカの「つれづれ日記」
第九章 普通の恋愛
最近、この仕事をしていて、
しみじみ思うこと…


「普通の恋愛が、
なんとも愛おしい!!」


です。



あ、別に私生活で、
彼氏ができたわけでは
ないのですが、


でも、通っている風俗店
「パッション」の外で

普通に男性と会う機会、
ありますよね。
(デートでなくても、
会社のお付き合いなどで)


で、例えば、相手が年上男性だと、
ご飯をおごってくれたり
すると思うのですが、


ご馳走してくれて、
その後肉体関係など何もなく、
家まで送ってくれたりすると、

なんだかそれだけで
感激してしまいます。


というのも、お店
「パッション」では、

最終的に肉体を求められ、
肉体でサービスしないと、
苦情になります。


(まあ、それが仕事ですので、
これが当然、当たり前ですが。)



そして、そんな肉体を
奉仕する仕事が続くと、

「結局男の人は、
女の子の体しか
求めてないんだよね」


という考えが、
イヤでも頭に焼き付いて
しまいます。
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