ウィルス
由紀は恐る恐る受信フォルダを開き、1番新しいメールが誰からなのかを見た。
「…なんだ…タケか…」
タケとは彼女の元彼で、今は数多い友人の1人として、ごく稀に彼女に連絡を寄越している男だ。
「ふぅ…何だろ?」
香苗とは表示されていないメールを見た途端、彼女の心は今までの恐怖から一瞬だけ解き放たれる。
「こんな時に、何なのよ!バカタケ!」
由紀はそうぼやきながらメールを開こうとした。
その途端、
タケという表示が1段下がった。
そして、その代わりに最上段に現れた名前は…
[0001 香苗]
[0002 タケ]
「…なんだ…タケか…」
タケとは彼女の元彼で、今は数多い友人の1人として、ごく稀に彼女に連絡を寄越している男だ。
「ふぅ…何だろ?」
香苗とは表示されていないメールを見た途端、彼女の心は今までの恐怖から一瞬だけ解き放たれる。
「こんな時に、何なのよ!バカタケ!」
由紀はそうぼやきながらメールを開こうとした。
その途端、
タケという表示が1段下がった。
そして、その代わりに最上段に現れた名前は…
[0001 香苗]
[0002 タケ]