知りたくなかった本当の気持ち
私の発言に納得している里桜。
「でもまだまだ期間あるしさ。
レストラン行こうよ!」
今日はなんとなく気が乗らない。
だから私は断ることにした。
「ごめんね、また今度にして」
私の返事にむくれている。
と思ったら、急に思い出したのか目を輝かせながらこっちを見た。
「どうしたの?」
「じゃあ今ここで聞いちゃおうかな」
昼休みでゆっくりしている時間、里桜は私に迫ってきた。
「そういえば來奈ってこの前、風磨とデートしたんでしょ?」
丁度ジュースを飲んでたから、里桜の発言に驚きジュースが変な所に入った。
そして少しむせてしまった。