知りたくなかった本当の気持ち
とどうやら里桜も呆れてる様子だ。
「じゃあもしここで風磨に出会ったら、話しかける?」
やっとパフェに手を付けられた彼女は、訊いてきた。
「んー。どうだろ。
多分見てるだけかもしれない」
「あたしが風磨と話してても?」
「そしたら風磨くんの声を聞いてるよ」
「ふーん」
意味深な表情をする里桜。
対して私はポテトを食べる手を進めた。
それからは2年でクラスどうなるんだろうとか、2年生の事を話をした。