知りたくなかった本当の気持ち

「あ、はい。わかりました。

 どうぞ。

  兄の部屋、わかりますよね?」



「大丈夫ですよ」



キリッとした表情で、神崎さんは私の部屋を出た。




はぁ。

なんかすごいな。



私、これからあんなすごい人と付き合うことになるんだ。


しかも結構美形...!



神崎さんと付き合うと、自分まで大人になれる気がする。




私は一気に彼の事をまとめると、そのまま風呂に入りに行った。






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