知りたくなかった本当の気持ち
大嫌いなあいつが...!!
放課後になり、いつものように生徒会室に行った。
するとそこには、3年生みんないた。
会長と副会長しか、3年生は務めてないんだけど。
「遅くなってすいません」
「気にするなよー。
俺たちが早すぎただけだから」
と、爽やかにかわしてくれる戸成先輩。
彼とは生徒会に入ると、気軽に話せる関係となった。
里桜には悪いけど。
「葵斗。
あれ、來奈ちゃんに頼みなよ」
と、戸成先輩の隣に座ってる副会長が言った。
副会長も真面目。
まぁ会長の方が真面目だけど。