Anywhere
第1章+追憶+
+ハジマリ+
私は雨城 響 15歳
曲がったことが大嫌い
今日は私が通うことになる女子高の入学式です
「私は・・・5組かぁ・・・友達できるかなっ♪」
響は長いツインテールをなびかせ一人、教室に入った
響の入学した高校には同じ中学だった子がいないので
友達ができるか少し不安だった
恐る恐る自分の席に着き辺りを見回していると
一人のショートカットの女の子が響に駆け寄ってきた
「あたし牧原 月~よろしくね♪あたしも
同じ中学のコ1人しかいなくてさ 月でいいよ」
「あ~不安だよねぇそーゆーの
私は雨城 響 私も響でいいよ♪」
響はすぐに打ち解けた
他の皆ももうグループを作り楽しんでいるようだった
でも一人・・・何処にも属さないコがいた
「ねぇ月・・・あのコ・・・知ってる?」
「あぁ華月さん?あのコだよ同じ中学だった人
何かやばいことしてるって噂だけど・・・」
「へぇ~・・・」
華月はずっと下を向いていて顔も見えなかった
「おーい席つけーオレがこのクラスの転任の
松田 大介だ 教科は体育だ」
まさに体育って感じの先生・・・
「ねぇ響・・・すごい熱血教師って感じだよね」
「ね。入学式にジャージってどうなの・・・」
松田は出席簿をみている
「よしじゃあ今日の日直は出席番号1番の・・・
雨城!!任せた!!」
「はぃ!?任せないでいいです!!」
響は突然のことに驚いた
「ははっ響どんまいー」
「月ぃ~」
すると松田は紙を渡してきた
「今日は紙に座席の記入だけでいいから
頑張れよ雨城 響!!」
そして松田は教室から出て行った
「なんて先生なの・・・」
「・・・あれはビビったねぇー・・・
ま、あたしも手伝うから!!」
「ありがとー初仕事だしねっ!!」
+つづく+
曲がったことが大嫌い
今日は私が通うことになる女子高の入学式です
「私は・・・5組かぁ・・・友達できるかなっ♪」
響は長いツインテールをなびかせ一人、教室に入った
響の入学した高校には同じ中学だった子がいないので
友達ができるか少し不安だった
恐る恐る自分の席に着き辺りを見回していると
一人のショートカットの女の子が響に駆け寄ってきた
「あたし牧原 月~よろしくね♪あたしも
同じ中学のコ1人しかいなくてさ 月でいいよ」
「あ~不安だよねぇそーゆーの
私は雨城 響 私も響でいいよ♪」
響はすぐに打ち解けた
他の皆ももうグループを作り楽しんでいるようだった
でも一人・・・何処にも属さないコがいた
「ねぇ月・・・あのコ・・・知ってる?」
「あぁ華月さん?あのコだよ同じ中学だった人
何かやばいことしてるって噂だけど・・・」
「へぇ~・・・」
華月はずっと下を向いていて顔も見えなかった
「おーい席つけーオレがこのクラスの転任の
松田 大介だ 教科は体育だ」
まさに体育って感じの先生・・・
「ねぇ響・・・すごい熱血教師って感じだよね」
「ね。入学式にジャージってどうなの・・・」
松田は出席簿をみている
「よしじゃあ今日の日直は出席番号1番の・・・
雨城!!任せた!!」
「はぃ!?任せないでいいです!!」
響は突然のことに驚いた
「ははっ響どんまいー」
「月ぃ~」
すると松田は紙を渡してきた
「今日は紙に座席の記入だけでいいから
頑張れよ雨城 響!!」
そして松田は教室から出て行った
「なんて先生なの・・・」
「・・・あれはビビったねぇー・・・
ま、あたしも手伝うから!!」
「ありがとー初仕事だしねっ!!」
+つづく+