私の生きざま
-in-礼央山町-
昼間は子供や旦那のために買い物にくる奥様しかこない礼央山町は、夜になるとネオンが町を妖艶と大人の時間に溢れた町へと変えさせる
「ひより今日の予定は全部頭に
入ってるか?」
今私に話しかけているのは
戌山奥 雪斗
(イヌヤマ ユキト)
私が小さい頃から一緒に育った
まぁ、ぞくにいう“幼馴染み”だな。
いつも私に仕事の計画や予定を
組んでくれる私の大事な家族みてぇな
存在だな
「あぁ、入ってる。てかお前制服のままで来たのか?」
といいなが私は雪を下から上までを
怪訝そうに見た。
「え、あぁ!うん、今日は着替える時間なくてさこのままできちゃった((ニコ」
悪気があるわけでもなく、にこやかに笑う雪をみた私はどうしても許してしまう。
やっぱ私は雪には甘過ぎか?..........
などと思いながら見回りをはじめた。
「んーーー‼︎っやっと終わった。さ、早く帰ろうよ、ひより」
そういいながら私の腕を引く雪。
「いや、これからあの『零』に行こうと思うんだが、どうだ?雪行くか?」
それを言うと雪は
「え、行くの?..........まぁ、ひよりが行きたいなら行くけど....................」
と渋い顔しなが言う雪に私は
「別に行きたくないなら無理にはいわねぇよ?」
と私が言うと
「.......っ‼︎いくよ!行くに決まってる‼︎‼︎」
なんてがらにもなく声を大きくしていう雪は必死に言ってるなーと思いながら私は雪と零(ゼロ)に向かった。