私の生きざま





「最近ここ使う高校生がいましてね。
私も顔見知りになっていたのでよく世間話をしていたんですよ。」

「そうしたら、その子が“なぁ、おっさんここたまにおれみてぇな暴走族がきて話し合いしちゃダメか?”と聞いてきたので私はあっさりOKしたんですよ。」

「前から“俺暴走族だけど平気か?”と聞かれたので知っていたし、全然人を傷つけるような人達ではないと判断していたので。それで1ヶ月くらいたったある日、聞いたんですよ。なんて言うチーム名なんだい?ってそしたら.......」

「灰夜叉だったと」


正人がいい終わる前に私が言うと


「えぇ......ひよりさんは暴走族がお嫌いなのは知っていたので言わなかったんですが....................確か灰夜叉は....................」


そこまで言うと正人は黙ってしまった


灰夜叉は私にとって1番関わりたくない暴走族だ。....................私の父親が初代総長だったからだ。..........そして私みたいな産まれてならない子が産まれてしまったからというのもあるんだがな.........


「......大丈夫だよ、ひより。俺が命をかけて守るから。絶対ひよりが悲しむような苦しむよなことにはならないよ」


さっきまで黙っていた雪が
私の手を握りなから言ってきた


「ありがとな雪。私はいっつもお前に助けてもらってばっかだな。」


そうだ。私は前の私じゃない。
変わったんだ。もうあの女の奴隷でもなんでもないんだ.........._____。


「まぁ、なんとかなるさ。ましてや、もう入学決めちまってるしな今更やめらんねぇよ。」

「..........何かあった時は言えよ?」

「あぁ。正人もありがとな」


正人は本気で心配する時や大切な者を守りたいと思うと素の自分を出す。


そうだ私の周りには私を大切に思ってくれる仲間がいる。一人じゃねぇんだ


「じゃ、また今度遊びにくるよ。」


そういいながら私達は零をあとにした。






店を出た所をあいつらに見られているとはついしらずに去って行くひより。
この出会いがどう意味を意味するか....................________。






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