私の居場所
奈緒さんの後姿を見ながら、私は思わずつぶやいた。

今頃颯太も、向こうの工場で頑張っているのかな。

それなら私も頑張らなくちゃね。

颯太が帰ってきたら、もう心配かけないようにしなくては。

そうやって私は我に返ると、さっきの材料の発注を行う。

そしてメールを確認し、ねじの発注や納期を確認する。

また忙しい一週間の始まりだ。











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