私の居場所
12
土曜日になった。
やっぱりあれ以来、颯太からは連絡は来ない。
でも大丈夫。
そう思えるだけの思いを颯太から受け取っているから。
「園美ちゃん、長い一日になりそうね。」
悦子さんと奈緒さんが笑う。
颯太はちゃんと社長にも帰る連絡をしてきたようだ。
「昨日までで仕事は終わりにして、今日は向こうを片付けてから戻ってくるそうだ。定時までに間に合えば、工場に寄ると言っていた。」
10時のお茶休憩で、社長はみんなに伝える。
「そうか、福山は戻って来る事を選んでくれたんだな。」
敏さんは満足そう。
「戻って来た福山をもう少し鍛えるか。」
雅さんは社長と敏さんに笑いかける。
「俺ももっと福山さんを手伝えるように頑張らないと。」
妙に張り切っている則人さん。
やっぱりあれ以来、颯太からは連絡は来ない。
でも大丈夫。
そう思えるだけの思いを颯太から受け取っているから。
「園美ちゃん、長い一日になりそうね。」
悦子さんと奈緒さんが笑う。
颯太はちゃんと社長にも帰る連絡をしてきたようだ。
「昨日までで仕事は終わりにして、今日は向こうを片付けてから戻ってくるそうだ。定時までに間に合えば、工場に寄ると言っていた。」
10時のお茶休憩で、社長はみんなに伝える。
「そうか、福山は戻って来る事を選んでくれたんだな。」
敏さんは満足そう。
「戻って来た福山をもう少し鍛えるか。」
雅さんは社長と敏さんに笑いかける。
「俺ももっと福山さんを手伝えるように頑張らないと。」
妙に張り切っている則人さん。