私の居場所
その時は工場で働いている職人さん達も事務所へやってくる。
私はいつものように悦子さんとお茶の準備をする。
今日は娘さんの奈緒さん夫婦は、朝からねじの納品に出掛けていて居ない。
「そう言えば、そろそろ健康診断の時期なんだけど、園美ちゃんはどうする?」
昨年はここへ来たばかりだったし、それまで病院にかかっていた事もあったので受けなかったのだ。
「今年は私もお願いします。」
悦子さんにそう頼んだ。
ここへ来てから、それまでの病院にかからなくても大丈夫になっていた。
だから久しぶりに検診を受けて、自分の回復ぶりも確認したい。
それにはいい機会だ。
「俺、また中性脂肪が高いって言われるのかな。その後グチグチと食事の事を言われるのがたまらないんだ。」
雅さんがぼやいている。
雅さんのお歳はもう少しで55歳。
健康が気になるお年頃だ。
私はいつものように悦子さんとお茶の準備をする。
今日は娘さんの奈緒さん夫婦は、朝からねじの納品に出掛けていて居ない。
「そう言えば、そろそろ健康診断の時期なんだけど、園美ちゃんはどうする?」
昨年はここへ来たばかりだったし、それまで病院にかかっていた事もあったので受けなかったのだ。
「今年は私もお願いします。」
悦子さんにそう頼んだ。
ここへ来てから、それまでの病院にかからなくても大丈夫になっていた。
だから久しぶりに検診を受けて、自分の回復ぶりも確認したい。
それにはいい機会だ。
「俺、また中性脂肪が高いって言われるのかな。その後グチグチと食事の事を言われるのがたまらないんだ。」
雅さんがぼやいている。
雅さんのお歳はもう少しで55歳。
健康が気になるお年頃だ。