全部。
「うわ、こいつの肌白…」

そそるな、と男たちはにやにやしている。

本当に気持ち悪い。処女の私にはなおさらだった。

気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。

男の手が胸へと移動し、荒く揉みしだくようにして弄ぶ。

別の男が、スカートに手を入れ、下着をいっきに下げる。

思わず身をよじると、更に強く腕を固定される。

叫ぼうとしても声が出ない。のどが焼けるように痛い────

すると両足を強制的に開かされ、男が足の間に入ってくる。

やだ、やだ、やだ─────

「んぐ─────ッ」

激痛だった。狭い器官を無理矢理押し広げられる痛み。

痛いってもんじゃない。硬い凶器で下半身を掻き回される。

凶器の主である男の荒い息遣いが、頭に嫌なほどに響く。

痛い、痛い、痛い。

< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop