乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】



「いってぇーっ!」



陸さんは床に転げ落ちた。




「ど、どうしたの蒼空!?」



「おしっこぉーーー」




蒼空は寝ぼけ眼で私に抱きついてきた。




「アハハ…おしっこね…」




今の見られてないよね~?




最近蒼空も色々わかってきたから、ごまかせない時がある。




陸さんは起き上がり、



「蒼空ぁ…お前なーーー!」



と、蒼空を抱き上げてこちょこちょしていた。





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