乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




それから数日後の夜のことだった。




私のスマホに優奈ちゃんから着信があって。



夕飯を一緒に食べないかという誘いの電話だった。



私は夜遅いから、うちでみんなで食べようと優奈ちゃんをうちに誘ったのだけど、どうしても私に相談したいことがあるから二人っきりが良いと言われた。




陸さんに子供達を頼み、私は優奈ちゃんが指定した待ち合わせ場所へ向かった。





まさかあんなことが起ころうとは、思いもよらなかった。






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