Calender_Girl

夕方、回覧板を持って
彼女のルームに行く。

空っぽの彼女の椅子を見て、どっきりとした。


.....いなくなるって、こういう事なのかな。


妙に、空虚。

そう思った。



あの時、彼女が見せた意志を込めた視線を、僕は思い出した。



........。


明日も、休みだっていったたっけな。


答えを見つけるなら、最終日。


僕は、そう思った。




2月29日。

最終日。
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