Calender_Girl
...そう、それじゃ長いお休み、こっちでどこかへ行くんだ。
彼女は、まだ、僕の方を見上げたまま
「いいえ、予定は.....
と言うので、僕は
....あ、そっか、お家でのんびりするのもいいね。僕も好きだよ、そういうの。
なんて言ったりした。
今思うと,本当にバカだったと思う。巻き戻してやり直したい。
なんとなく不自由だな、と思う。
この頃は、そんなことはまったく気にしていなかったのだから
そう思う筈も無いのだ、が。
中学生なんかの時、恋した時、そう思っていた。
想った事が言葉にできない、形に表せない。
今、考えると当然なような気もするのだ(笑)
科学的に次元、で整理してみよう。
自分のイメージ:時間・空間の概念が自由(縦・横・高さ・時間が自由)=4次元。
自分の感覚:座標の概念も無い(感覚が直接得られるだけ)=0次元。
現実の事象:時間・空間の概念が定値(縦・横・高さ・時間が固定)=3次元
次元が異なるのだから、現実が不自由に感じるのは当然である。
心の中では時間も空間も無く、自由にイメージと飛翔できる。
それと遊んでいる感覚は0次元、つまり、恋している、と言う感覚ならば
感じている間の自分の前にあるのは無限大の時空である。
0のポイント、無限の時空である。