Calender_Girl


彼女は手のひらのお菓子をにこにこしながら見て
それから,顔じゅうで笑った。「ありがとうございます!」とペコリ。

黒い断髪が揺れて、さらりと振れた。


しばらくそうして二人でにこにこしていた。


お菓子を持ってふたりでにこにこしてた、なんてヘンだけど
なぜか、その場に佇んでいた。





そのうち
MLメンバーのみんながやってきて、がやがやと賑やかになって

いつもの日常のはじまり。


旅もいいけど、ここもいいなぁ....なんて、僕は思っていた。
いつもなら、旅から帰ってくるとしばらくは
旅へ戻りたい、なんて思うんだけど。


----monologue at tonite----

ふんわりと、穏やかな日常と言うのも
かけがえのないものですね。
いえ、仕事場は結構厳しい環境なのですけれど・・・

この時の気分は、"Friends & Strangers "/Ronnie Lawsさんと言う
テキサスのサキソフォーン奏者の曲、みたいな感じでした。

日本では、ディヴ・グルーシンさんの録音の方が有名ですね。


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