Calender_Girl




廊下で偶然彼女に出会ったので「どう、骨盤?」(ヘンな聞き方だな)。と。


その聞き方が可笑しかったのか、彼女はくすくす笑って「ハイ、あとはリハビリですね」と...



僕はなんかおもしろくなってきて「じゃ、どう、でゅーく更家さんとか一緒に」

と、僕はあのウォーキングの格好で「はい、しゅん、しゅん...」と実演してみた。





遠くから、MLメンバーのみんなが来たので「どう?みんなも一緒に。運動はいいよー」って。


彼女は楽しそうに笑ってみていた。



.....そうそう。笑ってね。



具合悪いと不安になるから。



......元気になるといいね。と僕は心の中で呟いた。




もちろん、僕等は遊んでばかりいた訳ではなく(笑)ちゃんと仕事はしていた。
だけれども、フリーランスの僕には不可解な事があった。
彼女たちのプロジェクトが、僕から見ると進行がとても遅かったのだ。

僕等のプロジェクトより簡単な仕事なのに....と、僕は思った。



.....たぶん、アレだな。


思い当たる事がある。
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