Calender_Girl
僕自身、嘘が下手なので
誤魔化すのは苦手だ。
もとよりフリーの僕だから、ここも1年の契約。
どうでもいい事だ。
僕は心を決める。というより、最初からその選択しかなかった。
ありのままに解析データを第三者に開示し、客観的に判断させようと。
これは一体何だろう?
...とも思ったが、そこでMLメンバーたちがどやどやとミーティング・ルームに入ってきて
連想ゲームはそこで終わり(笑)。
それから彼女は、カラー・コーディネートの資格も取りたい、なんて言うんで
「うん、女の子らしいね」と、聞き手によっては嫌がられる事を僕は言った。
別に、そんな事くらいで嫌われるならそれでいいとも考えていたし
思った通りの事を言わなければ、本当の意味で友人になれないとも思った。
でも、彼女は特にその言葉を忌避する素振りも見せず、頷いていたから
どうと言う事もなかった、のだけれど。
今思うと、こんな風にグループで居る時に
二人きりで会話するのと同じスタイルで会話していたから
それがそもそも、誤解の種になったのかもしれないな....なんて風にも思う。
まあ、それも今となってはどうでもいいことなのだけれど。
いつも僕等がシーリアスだったかと言うと、そんな事は全く無くて(笑)
MLグループに女の子が居ると、やっぱり配慮してしまう。だから
男の子受けしかしないような冗談を、僕等はMLじゃなくて
親しい友達だけに送ってふざけていたりした。