Calender_Girl
その子と僕がパートナーになる、と言うのはあまり現実的ではなく感じられて
イメージできなかった。そうなっている自分が。


不思議なもので、これは年齢とか、環境とかいう現実的なものでは測れない。
あくまでフィーリング、の問題だと思う。


人間の恋心、と普遍的に言えるかどうかは解らない。けれど、僕はそういうタイプだった。

さて、そのフィーリングがどう変化していくのだろうか...。



2月も半ばになり、彼女は休暇を取って帰省していた。
ここのオフィースとの契約が切れるので、その前に有給休暇を消費すると言う
ありきたりの理由だ。



....次の仕事でも探してるのかな...。


そのくらいにしか思わなかった。





彼女がいない間にも、グループ・ミーティングはあった。
やはり重苦しい雰囲気。


僕が、もうすこし嘘がつける人間だったら.....


そんな風に思ったりもした。
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