メロディ
歩きながら今までの
自分を攻めつづけだ

数時間歩いて
家に帰った僕は
母に誤った

「ごめん…」

母はなにも言わず
夕食を作りだす



数日後、母に相談した

「兄貴の事、探さねぇの?黙ってるのかぁ?」

母はゆっくりと口を開いて「あの子は大丈夫!」

その言葉を聞いて
僕は安心した

やっぱり親は強いと感じ
父の顔が浮かんでくる

だんだん父への怒りと
共に情けない自分に
腹がたった

取りあえずバイトを
探す事にした

なにかしなければ…

面接帰りに滅多にかかってこない母からの電話

嫌な予感がした…
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